not simple

21歳年上の彼と、結婚までの道のり。

自由への招待

卒論を書きあげた。

 

先行研究もロクにない分野だったので、調査も分析も大変だった。

でも終わった。

 

 

 

提出の締切日前日は眠れず、電車で気絶しそうになりながら学校に向かった。

学校についてから1600字の抄録をちゃっちゃと書きあげ、無事提出。

 

 

デッドライン症候群…

 

 

 

 

 

取らなきゃ卒業できない単位がまだまだ残されてるけど、自分が思っていた以上に安堵感は大きかった。

 

 

よれよれの私を励まし、日々支えてくれた先生には感謝している。

 

昨日は先生からのご褒美で、行きつけのお寿司屋さんへ。

 

 

満足度の高いお店で、大好きな先生と久々にのんびり食事ができて嬉しかった。

 

 

 

 

しかし、そんな幸せな時間を過ごしていたにもかかわらず、私はふと思い出したように、対人関係で生じたちょっとした愚痴を先生にこぼしてしまった。

 

私は基本的に先生には愚痴を言わないタイプだが、この時は気の緩みからか、ついつい言ってしまったのだ。

 

 

 

 

先生は私の愚痴を一通り聞き、「あなたが感じていることは最もだ」というようなことを言ってくれた。

 

 

 

 

 

本当にちょっとしたことだけど、心が晴れていくのを感じた。

 

こぼした愚痴に真っ向から反対意見をぶつけたり、正義を気取ったかのように愚痴の対象となっている人をかばったり、そもそも愚痴を言うことを批判したりする人がいる。

 

 

そういう人と過ごすのって、私はちょっと窮屈だし、なんだか合わないなと感じてしまう。

 

 

 

私は先生を、時たま諭しこそすれ、否定することは絶対にない。

先生も私に対し、同じように接してくれる。

 

これはとても幸せなことだ。

 

 

 

 

 

先生の存在を原動力に、期末試験も頑張れるな、と思った。